誰かにプレゼントを渡す場合、相手が持ち帰りやすいよう袋に入れるケースが多いでしょう。贈るもの自体はもちろんですが、ラッピングもセンス良くありたいもの。とは言っても、こだわるあまり贈る品の予算を削ってラッピングに回すのは本末転倒です。100均の紙袋を見違えるほど変化させる方法をご存知でしょうか。必要なのは知恵と工夫とひと手間、そして少々の予算と道具です。素材も道具も100均で全て揃えられますので、気に入った紙袋に合わせてその場で選んで購入できます。ラッピングの紙袋にまで手を加える人は稀です。それだけに、受け取った人は驚き、喜んでくれるはず。せっかくですから、相手がずっと取っておきたくなったり、何かの機会に流用したくなるくらい、素敵に変身させましょう。

無地の袋には身近なアイテムでプラスアルファを

紙製品をデコレートする場合、よく使われるのがシールやマスキングテープです。簡単に見栄えが良くなる上、あらかじめのりがついているので作業も楽です。でもここでは敢えてラッピングペーパーをお勧めします。小さな正方形に切って市松模様に貼れば端正になります。長方形に切ってレンガ塀のように貼っても素敵です。大小さまざまなサイズに切った正方形をランダムに貼るとユニークになります。その場合、グラデーションをつけるつもりでわざとまばらに貼ると決まります。実際に貼りつける前に、袋を畳んだ状態で大雑把に置いてみてバランスを確認しておくと失敗しません。それだけだと物足りなく感じたら、シールやマスキングテープをポイント使いしましょう。花、葉、ハート、天使といった形に紙を抜くパンチがありますので、それらを活用してオリジナルのシールを作る手もあります。

柄のある袋にはスパイス的にほんの少々上乗せを

幾何学模様や写真といった柄が既に印刷されている場合、下手に何かを足すとバランスが崩れてしまいかねません。プラスするなら無地のものを少しだけにします。柄の中から一色選んだ紙テープを、着物の合わせのイメージのように袋の口からはみ出すようぐるりと一周貼りつけます。そういうデザインのものはまずないので個性的になります。地が写真なら、それに合う小さな押し花やビーズなどを透明なボンドで貼り、その上から全体にトレーシングペーパーを貼ってカバーするのがお勧めです。写真がソフトフォーカスのように変わる上、貼ったパーツが剥がれ落ちるのを防げます。その応用で、メッセージを書いたカードとトレーシングペーパーを重ね貼りしても。日本語だとたまたま居合わせた人に読まれてしまう恐れがありますので、横文字の定番文句を書くとよいでしょう。相手が気づいてくれるかわくわくするのも手作業をした醍醐味です。